中等部・フリースクールは、その設立目的により規模や活動内容、受けられる支援が多種多様です。
毎日の過ごし方や、その先の目標に応じて 「自分にあった居場所」 を見つけましょう。
主に個人やNPO団体など民間により運営される教育機関です。 不登校の子どもたちに居場所を作り、社会との関わりを持たせることを一番の目的とし、フリースクールごとに活動内容や特色が大きく異なります。
畑仕事やボランティア活動を通じて心と体を元気にしていくことをメインに活動しているスクールもあれば、料理や釣り、美術館巡り等のイベントを通じて人と関わる経験を多く取り入れているスクール、学習の遅れを取り戻すために丁寧に学習指導をしているスクール、人との関わり方や自分の意志で行動することを学ぶなどコミュニケーションスキルUPに力を入れているスクール、ほっとできる居場所の提供を第一に生徒の自由意思に任せるスタイルのスクールなど、多種多様です。
※サポート校とは…通信制高校生の支援をする塾や予備校のような施設。レポート指導等様々なサポートを行います。
中等部とフリースクール、自分に合っているのはどっちかな？
各教科ごとに先生がいる通信制高校中等部や、学習塾が経営するサポート校などがおすすめ!
同じ系列の大学がある・または指定校推薦枠を持っている、あるいは大学進学を目指した教育カリキュラムを組んでいる通信制高校・サポート校の中等部がおすすめ!
個別支援計画がたてられる専任の担当者がいるところがおすすめ！
学年が低いうちは、体操・リトミック・楽器演奏・農作業体験などといった五感を伸ばすアクティビティを積極的に行っているフリースクールがおすすめ！
中等部は、その100％を提携している通信制高校が運営しています。 希望すればそのまま提携の通信制高校に進学できるため、「高校受験をしなくて済む」 「大学進学までの時間をゆっくり自分のペースで使いたい」といった目的の方に適しています。
通信制高校またはサポート校※と同じ校舎内に教室がある場合が多く、通信制高校生と同じ教室で過ごすこともあります。 「高校の雰囲気に早くからなじめる」 「各教科の先生がいて勉強のサポート体制が整っている」 「学校によっては高校のクラブ活動に一緒に参加できる」 といったメリットがあります。 部活や習い事に専念したい、効率よく大学受験を目指したいといったポジティブな理由から、早い時期より中等部を選択する人も増えています。