教えて先生のNOW!!第7回目 【通信制高校NOW編集部】
皆さんこんにちは🎵
通信制高校now編集部です(^^)/
新企画【教えて先生のNOW!!】
第7回目は
鹿島学園高等学校通信制
新宿キャンパス 佐々木 駿先生
1,通信制高校への進学を希望されている方へ一言
時間的ゆとりのある通信制だからこそ、スポーツや芸術、アルバイト、資格取得など、様々なことに挑戦する生徒が多いです。毎日学校で授業を受けるだけでは得られないものを探してみてください。
2,通信制校高校の魅力
個性的な生徒が多いことです。多様な境遇の生徒が集まるので、大人の私でも会話していてハッとさせられるような、面白い考え方をする生徒がたくさんいます。
3,マイブームは何ですか
一度好きになったものに飽きることがあまりないので、ブームという概念は私にはありません。ポケモンが好きです。
【先生からのメッセージ】
前職は漁師でした。南インド洋やタスマン海へ行ってマグロを獲っていました。
前職を通して手に入れたものは、揺れる船の上で立ち続けるための強靭な脊柱起立筋と、餌に食いついてしまった鮫を殺す勇気くらいなものです。
つまり、今の仕事に活かせているものはあまりないのですが、船に乗ろうと決めたことを後悔したことは不思議とありません。
大卒で漁船に乗るのは勇気のいることでした。ちなみに、奨学金以外に借金はしていません(よく聞かれますが)。漁船を降りて、教員を目指すのも勇気のいることでした。
勇気は崇高なものですが、その中身は虚栄心や名誉欲、社会的な義務感など、あまり他人に知られたくないような感情がいくつも複雑に絡み合って出来ているのではないでしょうか。
しかし、それら人間らしい利己的な感情がすべて組み合わさることで、人は自らを奮い立たせ、困難に立ち向かうことができるのだと思います。思い切った決断ができるのだと思います。
戦地に赴く兵士や、華やかな舞台で活躍するスーパースターにも、きっと同じことが言えるはずです。
通信制の高校を選ぶことは、人によっては勇気のいる決断だと思います。通信制高校を選ぶ理由は人それぞれです。
進路の変更、学び直し、自分のペースで学びたいという希望、あるいは環境を変えるための新たな挑戦。
どの理由であれ、それを選ぶことには少なからず葛藤や不安が伴うはずです。それでも一歩を踏み出すというのは、素晴らしい決断だと思います。
私はその決断を尊重し、支えたいと考えています。
通信制高校には、多様なバックグラウンドを持つ生徒たちが集まり、それぞれのペースで未来に向かって進んでいます。
そんな生徒たちに寄り添い、必要な助言をしたり、新しい可能性を提案したりするのが私たちの役割です。
私自身も、勇気を持って自分の道を選び、今ここに立っています。
その経験があるからこそ、進路や人生に迷いながらも前進しようとする生徒たちの気持ちに共感し、力になれるのではないかと信じています。
通信制高校は、自由度の高い学びの場であると同時に、挑戦を続ける生徒たちを支える居場所でもあります。
私は、この場所で生徒たちとともに成長し続けたいと思っています。そして、生徒たちが自分自身の「勇気」を信じ、未来への扉を開いていくお手伝いをしたいと願っています。
佐々木 駿先生
メッセージありがとうございました(^^)/
通信制高校now編集部一同